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【自作パソコン】Minecraft with RTXが遊べる白いパソコン作るよ!MasterBox NR200P【コンパクト】

はじめに

白いパーツでほぼ統一されたCooler Master NR200P
白いパーツでほぼ統一されたCooler Master NR200P

MinecraftにRTX専用のグラフィック(Minecraft with RTX)が配信されているため、ゲーミングPCをNR200Pで自作することにしました。

www.nvidia.com

小さめのパソコンが流行っている昨今ですので、デスクトップパソコンも小型化を目指して、パーツを選定していきます。

パーツ構成

Category Parts
CASE Cooler Master NR200P White
CPU AMD Ryzen9 5900X
Motherboard B550I AORUS PRO AX
memory Crucial Ballistix White 16GB
PSU Cooler Master V SFX Gold 750W
SSD SAMSUNG 980 PRO MZ-V8P500BW 500GB
Cooler CORSAIR iCUE H100i ELITE CAPELLIX White

長く使えるように、スペックを底上げしたパーツ構成となっています。

そのため参考にならない部分もあるかと思いますが、ここからは各パーツを選んだ理由を綴っていきます。

【Case】 NR200P Cooler Master MasterBox NR200P White


小さな白いケースです。
マザーボードがMini-ITXのコンパクトケースにも関わらず、RTX3000系を搭載できて、ファンが最大7基取り付け可能(今回は4基)でありケース全体をしっかり冷やすことができます。

サイドパネルはメッシュパネル・強化ガラスの2種類が付属していて、好きな方を取り付けられます。そして、ドライバーなどのツール不要で両サイドパネル・フロントパネルが脱着でき、ケースの骨組みもほとんどバラバラにできます。

コンパクトで高性能、そして価格が1万円以下と文句有りません。
ケースサイドパネルが強化ガラスパネルとメッシュパネルの好きな方が選べるのも高得点です。
サイドをガラスパネルにして、デスクのすみでGPUとFANを小さく光らせるくらいにすると、ゴテゴテしすぎす、とても雰囲気が良いです。

【CPU】 Ryzen9 5900X


評判の良さと、Ryzen5000シリーズの上位版であるため長く使えるからとの理由です。
5950Xは消費電力も価格も高いから却下。
クーラーはついていないので別途用意が必要です。今回は水冷クーラーを導入しました。
もし価格を抑えるなら、Ryzen7 5700GやRyzen5 5600Xがどちらも65wなので水冷クーラーを導入せずに、どちらか+空冷クーラーがコスパが良いです。

そういえば新しく出た5700G・5600XにはWraith Stealth coolerが付いてくるのですが、このケースにも取り付け可能なようです。

【マザーボード】 GIGABYTE B550I AORUS PRO AX

Mini-ITXから選べば良いのですが、性能、コスパ良しでGIGABYTE B550Iにしました。
(・・・このマザーボードも光るけれど、グラボ縦置きだと全然見えないです)

M.2 SSDが表と裏の2枚搭載できます。表のSSDソケットにはマザーボードにヒートシンク付きなので、間違ってヒートシンク付きSSDを購入しないように。

Q-Flash Plusを使うとCPUやメモリ無しでUSBメモリでBIOSがアップデートできます。(←Ryzen5000シリーズはBIOSをアップデートしないとこのマザボで使えないので、超重要です。)

USB-Cのフロントパネル用ヘッダはありませんが、このケースはフロントパネルにUSB-Cが無いため、問題ありません。

【GPU】 玄人志向 GALAKURO GeForce RTX3060Ti

グラボはかなり高騰しており、候補はRTX3060tiまたは3070でした。
そんな中、玄人志向の3060tiが実質8万円を切っており、白色GPUが決め手でこれにしました。
ケースのサイドをガラスパネルにしてGPUを縦置きにすると、存在感がドーンと半端ないので、白が良いですね。

ただ今回は綺麗なマイクラで遊びたい、ということで3060tiにしましたが、予算(ゲーム)によってはRTX2000番台でも良いかと思います。
(マイクラRTXの最低要件はNVIDIA GeForce RTX 2060以上)

GPUが安くなったら換装してもいいですしね。

また3070ti以上の場合は、内部のエアフローや電源サイズを考えると冷却は期待できず別のケースが良いかと思います。

【Memory】 Crucial Ballistix White 16GB

DDR4-3200 CL16 のヒートシンク付で白くて光るメモリにしましたが、このNR200PのケースはGPUを縦置きすると、ガラス面からはほとんどメモリが見えなくなります。
そこはかとなく光っているのが見えるくらいになりますので、光らないメモリで十分だと思います。
32GBを積みましたが、最近のBTOでもほとんど16GBなので、使用方法によっては16GBでも十分かも。

【PSU】 Cooler Master フルモジュラー式 750W V750 SFX GOLD

小さくてぴったりサイズですね。
ちょっと高いけれど、電源はケチってはいけないので、効率的にもGOLDがベストです。
650wでもいけそうな気がしますが余裕を見て。
フルモジュラー式を選ばないと配線が大変なのでお気をつけて。

【SSD】 Samsung 980 PRO 500GB PCIe Gen 4.0 x4

ちょっとオーバースペックかな。
PCIe4.0×4 のパワーを見たかったのです。
データ転送速度が最大秒速6.9GBなんて速すぎですね。
でも、安くなった980(PCIe3.0) や 970EVOまたはWD SN550でも体感は変わらないと思うから、予算によっては70EVOまたはWD SN550で充分だと思います。
ちなみにMB裏にある2枚目のSSDソケットには SAMSUNG 980 1TBを載せておきます。


【Cooler】 CORSAIR iCUE H100i ELITE CAPELLIX White

この小さいケースにしっかりしたCPUとGPUを積んでるのでエアフローは大事。
ちゃんと冷えるものをつけておきたいですね。
水冷クーラー推奨です。

そこで、この簡易水冷で240mmファンが2機搭載できるのを選択。

その代わりGPUは縦置きのみとなりますので、組立は少し大変になります。

もし空冷が良いとなると、NR200P は条件がシビアなのでしっかりとサイズを確認してくださいね。

GPUを横置きなら虎徹などが載るようですが、縦置きを考えているなら、メッシュパネルで76mmまでなので、Noctua NH-L9x65, 高さ65mm あたりが良さげですね。

(ちなみにガラスパネルだと76㎜を下回るようなので、気を付けて。73㎜まで??)

*公式記載のCPUクーラー仕様

  • 76mm (GPU in vertical position),

  • 153mm (tempered glass side panel),

  • 155mm (vented steel side panel)

おわりに

一応上記の構成なら問題なく組むことが出来ますが、組む際のポイントは下記となります。

マザーボードのBIOSをアップデートするために事前にUSBメモリにアップデータを入れておく。←ネットに繋がっているパソコンがもう1台あれば問題なし。

GPU縦置きのためのライザーケーブルがPCIe3.0までである。←最小構成で仮組してBIOSを設定しないといけない。
とにかく小さいケースなので配線が大変。結束バンドをたくさん使ってしっかり詰め込もう!

サクラカラーも素敵です♪